痴呆症でも入れる老人ホーム〜成年後見制度の利用〜

判断能力が不十分な痴呆症のお年寄りの残存能力を活かし、自己を尊重し、財産の管理という点において主だったサポートをするのが成年後見人です。
身内がいない、または何らかの理由で家族からの介護や施設の紹介・入居といったサポートが受けられない認知症のお年寄りが、自身が所有している財産の範囲で入居できる施設を家庭裁判所が選任した成年後見人が探し、施設の利用費・医療費・衣類や娯楽にかかる費用を払います。それらの費用は選任された後見人が責任を持って預かっている、お年寄りの財産の中から捻出されます。

制度を受けるには、お年寄りが住んでいる場所の最寄りの役所から派遣された職員の調査の後、報告を受けた家庭裁判所から、1人で買い物が出来ない、家がゴミ屋敷になっているなど、今のまま生活するのは困難だと正式に判断されることが必要です。
成年後見人がついたお年寄りは、老人ホームに入ることがついていない場合よりも容易になります。空きがなかなか出ない老人ホームでも、財産管理の面で協力なアシストが出来る成年後見人経由で相談をすれば入りやすくなるのです。
よって、成年後見制度を利用することが、痴呆症のお年寄りでも入れる老人ホームを見つけるための手段の1つとしてとても有効です。

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