家庭の負担

痴呆症、いわゆる認知症のことですが、症状が緩やかとはいえ、これまで長く暮らしてきた家族に異変が起こると、どう対処して良いのか分からなくなります。

最初は物忘れから始まり、何度も同じことを要望したりするようになると、家族にとってはイライラもあります。早めに診断を受け、進行を遅らせることを考えなければなりません。
イライラ

専門の病院ですと、どのように接したらよいのか、家族に対してアドバイスをします。

アドバイスの中には、根気よくということや、本人が持っている能力をできるだけ生かすようにする、家族が分からなくなり若い頃に戻った話には合わせてあげる、といったものがあります。

「現実はこうなのよ!」と思うでしょうし、今の現状を見ていないかのように映る認知症の患者に対し、「呆れとため息が」ということも良く耳にします。

人は誰でもそうですが、「違う」と否定されれば怒ります。認知症患者はその方が話している世界で生きていると言われていますので、「そうよね。」という言葉や、「お家に帰らなきゃ」と言えば「送ってあげますね」という言葉と行動で、本人も納得し、案外すんなりいくことが多いようです。

度々、暴言を吐く、深夜も徘徊してしまうとなれば家族の手に負えなくなり、老人ホームに入所ということを考えるのでしょう。共倒れになってはいけませんので、老人ホーム入所も選択肢の一つだと思います。